丁子紋解説

丁子は<フトモモ科>の多年生高木で、モルッカ島の原産だといわれている。薄紫色の花が咲き、香りが強く、つぼみをほして<丁香>を作る。

丁子を絞った油が<丁子油>である。丁香は上流社会で貴ばれ、七宝の一つにあげている。丁子紋はカタチがおもしろい。一つ丁子や違い丁子は大根のカタチににているので中々面白い。

丁子紋は巴形、違い、尻合わせ、盛り形、剣つき、菱形、亀甲、車形などさまざまである。