矢筈紋解説
矢筈とは、矢を弦につがえるために、凹字がたになった矢の頭部をいう。紋章はM型になっていて、いろいろに図案化されている。
矢筈紋は、武士の尚武的気質からうまれたことは、弓矢と同じであるが、カタチが面白いので、使用するものが多い。
矢筈十字紋は清和源氏頼光流の勢氏の代表家紋である。能勢氏の名を名乗っているものは、ほとんどがこの紋を使用している。