走り続けたあなたへ。

 

 

 

 

ただ、クイズが好きだった。

 

 

ネットクイズがきっかけだった。

 

そして、シベリアで確立されたキャラクター。


ほんの出来心が招いた苦しみ。

「演じること」に疲れた自分。

現実社会と時間的制約。


投げ出すことに対する、胸を刺される苦しみ。


この3年間。いや、それ以上に、


あなたにとっては戦いの歴史が続いていた。

 

私たちが触れた、あなたの様々なクイズ企画。

 

があって。

SAKUのアップダウンクイズ
10
9
8
7 0
6 0 シャオ
Kiriya
5 0 ばにじゃ。
土屋。
4 0 小杉原啓
ガワ
0
3 きっど
モトドン
稜藤俊孝
ゆーじ
2
1
0 0
TAUC
えつくん

ラトルウクイズで共にアメリカ大陸を

On the Roadで逆走してきて。

はHDクラッシュで断念。

 

その時もあなたは、自分自身を責めた。

 

そして、周りから注目され続けた。

 

その視線すら、あなたには重荷になってしまった。

 

 

プレイヤーとして、そしてSAKUGEの看板として。

 

全力投球してきたあなたへ。

 

誰も、あなたを責める気はないよ。

 

逆に、よく告白してくれたね、って。

 

だから、たった一言伝えたい。

 

 

「ありがとう。」って。


 

 

「たぶん誰もがそう思ってるよ。」って。


 

 

 

 

 

ヨーロッパに行って自分を見つめ直した。

自分の人生と将来のために。

 

そして、やり残したことを実行するため。

2004年リニューアルオープン。

 

それは、あなたにとって公私ともに大変な一年となった。

「SAKUさまどうでしょう」から

「QUIZ MAKE A JOURNEY」へ。

その一方では

SAKUGE2004の企画・立案・実行へ。

 

全てをやりきったからこそ生まれたもの。

全力で頑張ったからこそ、出てくるもの。

でも、時が経てば、全てが想い出に変わる。

あなたにとって、それは「慰め」なのですか?

「苦しかった想い出しか存在しない」というものなのですか?

 

SAKUGEに追われて、仕事に追われて。

同時進行でペーパー260問分を何十人分も採点して。

6月、SAKUGE地方大会行脚。

止まってしまったMAKE A JOURNEY。

そして11月、SAKUGE2004完結。

何とかこなしきった充実感。

それと共に生まれた完全燃焼による空虚感。

それでも、あなたには財産が出来た。

満足感、そして数限りない友人たち。

でも、やっとこれでオフ会に出られるよね。

これだけの、いや、これ以上のメンバーが、 

あなたの来訪を待っているのだから。

 

 

 

さらに、あなたにとって大事な人があと3人。

まずはIzayoiさんとTsukuyoさん。

 

あなたにとって一番思い出深い「シベリア横断ウルトラクイズ」。

出題開始のメールが来るたびに、ドキドキしたんですよね。

 

 

そしてもう一人。

時に笑いあって、時に喧嘩しあって、

一つならぬ、二つのSAKUGEを共に作り上げた戦友。

SAKUGEの二枚看板のもう一人。くげさん。

相手のことを思いやって、必死に考えて。 

そんなくげさんが残した発言がここにあります。 

 

 

「(ネットクイズを共催するのなら)私の意図を理解して実行できる方か、

私の意図を自分の色に意図を壊さずに変えれる人が相手にふさわしいでしょうね。」

「SAKUさんは私の意図を壊さずに自分の色を入れる方ですから。」

 

このことばを見たとき、お互いの深い信頼関係が見えました。

 

そしてくげさんはこんなことばも残しています。

 

「でも、正直来年もSAKUGEのようなことはやりたいんですよね。 

初心者も玄人も共に楽しめるクイズ企画が。」

「SAKUさんぐらいに討論交わすことができるか、

SAKUさんぐらいに柔軟な企画を考えることができる方がいればわたしはやるつもりです。」

 

推理クイズから生まれた岩佐久美先生。

SAKUGE2004準決勝、彼女の結婚式は

そのままあなたの将来の姿となる。 

注射ナースのSAKUさんとしてではなく、

たった一人の九州男児として。

一人の愛した女性を幸せにするために。 

 

Histore 

それは「歴史」でもあり、「物語」でもある。 

あなたの人生という道に、少しだけ関われたことを 

参加者の一人として、誇りに思う。

 

それでもあなたは。まだ自分を責め続ける。 

 

「ネットクイズ・チャットクイズの最大の魅力は何か?」  

あなたにとってそれは「いろいろな方々と出会えること」。

私たちにとってもあなたと出会えたことは、

永遠に忘れることはできないことになった。

 

去ろうとしているあなたを引き留めることはできない。

でも、一つだけ約束して欲しい。

「SAKU」という姿でなくても構わない。

元気な姿で、現状報告だけでもしてくれることを。

そして、もう一つだけ。

それ以上、自分を責めないで。

十字架を背負うことなんて、ないんだから。

これからがあなたにとってのMAKE A JOURNEY。

旅はまだまだ、始まったばかりなのだから。

本当に、心から。ありがとう。そして、「SAKUさん」にさよなら…。


メインナレーター

でぃーど。

音楽

KOKIA「ありがとう…」

協力(Special Thanks)

Lunatic Fantasy
くげ様のお部屋
Quiz!! Derby Jockey

スーパーバイザー

くげ  でんきねずみ

制作総指揮・製作統括

でぃーど。

 

製作・著作

T.Kazenomae White Canvas

 

 

 

copyright Tomonori.Kazenomae.(as DEEDLIT.)(2004)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(スクロールが動かない人用の逃げ道)