心よ原始に戻れ…

  詩文。それは俺達の理想郷、その名も神聖モテモテ王国(違)。
 というのは冗談にしても、テキストだけで何が出来るかと考えた結果、某トレンドクリエイター(何だその恥ずかしい職業名は(ぉ))のように歯が浮わついてしょうがないから人類が最古の接着剤として見つけだした「漆(うるし)」で止めておけ(コラ)的心が温まる文章を(鍋、とかお湯、とかは却下(当然))載せよう!書こう!というコーナーである。別に官能小説を書くわけではない。純粋な心を失いつつある昨今(爆笑)、たまにはこんなことを書いてもいいだろう(ぉ)。
Responsibility


「僕はここにいてもいいの?」少年は一人呟いた。
「それを断る理由なんて、ないわよ」少女は優しく微笑みかけた。

光が空にあふれる。
透き通るような日射しが目にまぶしく思える。
ただ、そこにあるのは微睡むような空間。
そして、淡々と過ぎていく時間。

少年には妄想癖があった。
少女には空想癖があった。

「僕の思い通りになればいいのに」少年はそう思った。
「私の思い通りになればいいのに」少女はそう思った。

しかし、現実の世界は甘くなかった。

少年はいっぱい挫折を味わった。
少女はいっぱい屈辱を味わった。

そして、少年は大人になった。
また、少女も大人になった。

「僕は強くなったかな?」かつての少年は尋ねた。
「私も強くなったかしら?」かつての少女は尋ねた。

エリートでなくてもいい、って思い始めたのはいつからだったのだろう。
挫折を味わっても、屈辱を味わっても、
それがバネにできるようになったのはいつからだったのだろう。

「これが大人なんだ」かつての少年はそう思った。
「これが大人なのね」かつての少女はそう思った。

社会に背を向けずに生きていくことを決意した二人に
暖かい日射しが何かを語りかけているような瞬間。
それが、生きていくということなのかもしれない。


 よくもまぁ、こんな文章を恥ずかしげもなくかけるもんだ(爆)。
 今回のテーマとしては、「純粋な人間はいかにして汚れていくか(爆笑)」というものです。
 目標は10日に一回の作品発表(ぉ)。<無理だろ(汗)
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