ダメ絵の変遷

私が最初に模倣した絵は、記憶の範囲では「ガルフォース」の園田健一氏だと思う。
それから、「第四のユニット」(作画:薬師寺健雄氏)のキャラを模倣した。
今の絵に決定的な影響を与えたのが高橋葉介氏、大野安之氏、藤原カムイ氏、そうま竜也氏そして水原マサキ氏。
この5方の作品に触れ、それぞれの絵の特徴をパクりました。
だいたい自分のスタイルを自覚し始めたのが高校の頃です。
学生の頃に描いたイラストブックの相当冊数は頭がピーになったときに全部焼き捨てました。
たぶん今よりはまだ上手かったかもしれません。

私が絵を描くその本質は、自分のフェチの具現化です。
自分が本質的に求めているイメージを自分の手で作り出したい。
自ら想像した、ある偶像があります。
自分だけの偶像に、自らが姿を、魂を、肉体を与えたい。創造したい。そういう願望からです。
原点が漫画を描きたいというのではないので、技術は身に付けたいけど作品を発表したいと強く意識したことがないです。

中学・高校の頃からひたすら絵の模倣をしていたのですが、決定的に出来ないことがありました。
ペン入れが出来ないんです。
下書きどおりに筆を運ばせることが出来なくて、今でもこれは直っていないです。
・・・想像にかたくないと思いますが、字もヘタクソです。
これがジレンマで好きなのに描くことが苦痛に感じることすらありました。

この状況が変わったのが、タブレットとの出会いでした。初代intuosをデモで触って、感動して早速翌月の給与で買いました。
最初は添付されてきたPainterClassicでシコシコとイラストやAnimasで3DCGを作るようになりました。

でも、仕事が忙しくなるにつれてペンを握る機会が減ってしまい、いつのまにかまったく絵を描かなくなりました。

1999年にこのHPを立ち上げたものの長期間発信するものがない状態で、下手でも人に見られるという緊張感を持ちながら絵を描くという選択をしました。
第1期として2000年3月 から約1年ちょっと描いていました。
何度か中断するも、ネットで某老師と知り合ったこともあり、intuos2を導入して第3期は2005年5月~2009年12月のVol.2000までほぼ3年半毎日続けました。
また、2006年からは、過去に描いたものと、新作の18禁イラストをUPするようになりました。(現在閉鎖)
本質的に、自分が美しいと感じるイメージの創作なので、こういったイメージも例外ではく・・・

2013年現在仕事が超絶多忙のため、再び3年間ブランクに入っています。
再開の計画中ですが、別名義でニコニコ静画へのアップを検討しています。

影響

何パターンか自覚している自分の絵のスタイル。
ただ、目の書き方の基本は全て共通させているつもりです。
それぞれ大きく影響を受けた作家がいます。