あなたの大切な毛皮をいつまでも長く
愛用していただくために、
正しいアドバイスをお届けします。


毛皮を賢く買うには、どうすればいいのですか?


まずはじめに、どんな場所へどんな目的で着ていくのか決めます。
タウンカジュアル用として気軽に着たいのか、
フォーマル用として着たいのか、よく考えましょう。
次に、多くの店を見てまわることが大切です。
毛皮についての知識の深い店員さんのいる店、
たくさんの商品を見せてくれる店なら信頼できるといえます。
安いと言うだけで飛びつかずに、必ず試着をして納得のいくものを見つけてください。


毛皮コートの見分け方を教えてください。


品質とデザインが良くて、サイズが合っている毛皮が
あなたにとっての良い毛皮といえます。
品質面でいえば、ツヤがあり毛並みがそろっていて、
しかもソフトな手ざわりのものが理想的です。
また綿毛が密生していて弾力があることが大切です。
簡単な見分け方は、気に入った毛皮を並べて見くらべること。
その中でいちばん見映えのするものを選んでください。
表面の毛が切れていたり、はげていたりするものは、
いくらデザインが良くても決して良い毛皮とは言えません。
そして実際に試着して体へのフィット感もチェックしましょう。


毛皮のオーダーメイドは可能でしょうか?


素材・色・デザインを自分に合わせて選べる毛皮のオーダーメイドは、
既製品とはひと足ちがった独特の雰囲気が楽しめます。
着る目的と予算をはっきりとさせ、専門家の方と相談し、
ゆっくり時間をかけて研究することが大切です。
値段は既製品より高くなることが多いので、依頼するときに、
はっきりと自分の希望を伝えましょう。
そうすれば、きっと、あなたにピッタリの素晴らしい毛皮が仕上がるでしょう。


毛皮を着るときの注意点を教えてください。


高価な毛皮も、毛が抜けてしまっては台無し。
すり切れさせないように、思いやりをこめて着たいものです。
たとえば、ショルダーバッグを肩から下げたりするのはなるべく避けましょう。
車を運転する場合も注意が必要。着たままで運転すると、背や肩に無理な力がかかり、
縫い目や皮に負担をかけ、さけ目の原因になるからです。
また、ヘヤースプレーや香水などが直接毛皮にかかると、シミになる場合があります。


ふだんの手入れ方法を教えてください。


毛皮はほこりがつきやすいものです。外から帰ったら幅のあるハンガーに掛け、
2、3時間風通しのよい所で陰干しし、ブラシの毛先でほこりを払ってください。
軽くはたいてほこりを浮き上がらせると、より効果的です。
雨や雪に濡れたら、上毛の水分をとってやわらかい布でふきとります。
その後、ゆっくりと自然乾燥させましょう。
また、コーヒーやジュースをこぼしたときは、すぐにハンカチやティッシュで吸い取り、
少し湿らせたタオルで汚れをたたき出すようにふきとってください。


シーズン後の上手な保管方法を教えてください。


あまり着ていなくて汚れがない場合はクリーニングに出す必要はありませんが、
充分にほこりをたたき出し、風通しのよい所で数時間陰干しをしてください。
その後は清潔なカバーをかぶせてハンガーに掛け、風通しがよく湿気がない所に保管します。
スペースがないときは、毛を折らないように軽くたたんで衣裳箱にしまってください。
ただし、防虫剤は直接毛皮にふれないようにご注意を。
自宅での保管が難しい場合は、専門店の保管ルーム、
または毛皮専門のクリーニング店に相談しましょう。


毛皮のリフォームはできるのですか。


リフォームは、予算が許せば大抵のことが出来ます。
素材をつき足せばフル・モデル・チェンジも可能ですが、
あまりにも古くなった毛皮では思うように仕上がらないこともありますので、
なるべく丈夫なうちにすることをお勧めします。
リフォームで原皮が余れば、マフラーや帽子などを作ることもできますので、
専門店とよく相談してください。また、デザインを伝えるときには、
雑誌やカタログの写真を切り抜いて持っていくとよいでしょう。


毛皮のアフターサービスとは何ですか。


毛皮のアフターサービスには、修理、リフォーム、クリーニング、
そしてシーズン・オフ中の保管などがあります。
ただし他の店で買った毛皮は取り扱ってもらえないこともありますので、
買うときにはアフターサービスがあるのか確かめましょう。
クリーニングは買ったお店を通して出すほうが安心ですが、
後のトラブルを避けるために、出す前には汚れ、シミ、ほころびなどを点検してください。
料金は、毛皮の素材やデザインによってちがいますので、
前もっていくらぐらいになるのか聞いておくとよいでしょう。


海外で毛皮を買うときの注意は?


原皮も製品も豊富な海外で毛皮を買う方が値段も安いのですが、
入国の際に関税と物品税がかかり、最終的には、そんなに安くならないこともあります。
サイズに関して、外人女性の体型に合わせて作られているため、
日本人には合わないことがあります。
しかも、アフターサービスも日本では受けられないことがありますので充分注意が必要です。

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