アルシオーネSVXとは
1991年、バブル景気で高級車が飛ぶように売れていた時代にアルシオーネSVXはデビューした。
初代アルシオーネも近未来的なデザインであったが、SVXはさらに未来的なデザインだった。デザイナーはイタリアの著名な工業デザイナー・ジウジアーロだ。
エンジンは当然のように水平対向6気筒。もちろんフルタイム4WDである。
新開発のVTD−4WDと呼ばれる電子制御4WDシステムは通常35:65の比率で前後輪に不等配分されるトルクを路面状況に応じて最適な配分に制御するもので
1999年現在ImprezaWRX(ATモデル)やREGACY(GT-B、B4−RSK)に搭載される『SUBARU究極の4WDシステム』である。
ただし、販売は芳しくなく1997年に製造中止となり、3ナンバーボディー製造用ラインはLANCASTERの製造に用いられるようになったという。
国内販売台数は6000台未満と極めて少なく、1999年現在その姿を街で目にすることはほとんど無い。
もどる