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中学のころだったか高校の時に、
一度ノーミソがピーになりかけた時があった。
そのとき、今まで書き溜めたイラストやコンテに火をつけ
灰にしたことがあった。
今思っても、なんでそんなことをしたのか・・・
うっすら記憶にあるのだが、
当時リベリオンの世界の前身になる世界を構築していて、
頭の中で自分が作ったキャラクタの整合が付かなくなって、
ストーリーもすべて破綻してしまい、完全に行き詰まっていたように思える。
一時期、破壊的欲求に駆られていたこともあった。
生死にかかわるトラウマもこの時期に植えつけられた。
52の世界を作り出してゆく内に自分でその世界にはまり込んでしまい、
ラク・ソスチやリーヤ・ボロナロシャなどはもちろん、
名を与えたキャラクタすべてに対し
夢想の中でその人生を仮想的に体験してしまった。
その目覚めのあとの虚脱感といったら、耐え難いくらいのものだ。
今生きているこの生すら、夢想であるような苦しみだ。
そんな呪縛から逃げたかったのかも知れない。
でも焚書しても、深く深く刻み込まれてしまっていて、
もはや私からは取り払えない傷となっていた。
誰かが言っていた。
キャラクタを創作した者には、そのキャラクタに対する責任があると。
その思いからも、ここにそれを記すべきだと・・・
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